ボログ

若手俳優を追いかけて暮らしている

刀ミュに行ってきた

「次はラッピングの話をする」と言いましたが、私は息をするように嘘を吐きます。


ミュージカル刀剣乱舞〜結びの響、始まりの音〜に行ってきました。いろいろあってしばらく観に行けず、三百年以来の刀ミュ。
綺麗になった日本青年館に初めて行ったのですが、椅子がふかふかでびっくりしました。特に背面がふかふか。あれだけふかふかなのに座布団いる…?「みんな同じ座布団持ってんな〜流行ってんのかな〜」と思ったら貸し出しだそうで。至れり尽くせりかよ。でも物販スペースはもうちょい広く作るべきだったのでは…?まぁ昔の青年館もクソ狭かったけど。
あと金のかかってる舞台はすげぇなって感じでした。映像とか舞台装置とか凝ってて…格差を思い知る春。


以下ネタバレありの感想
(まとめるの面倒臭いので思いついたところをバラバラに書いてます)




むっちゃん

むっちゃんにそれやらせる必要あった?というのが最大のしこり。
元の主を目の前で失くした痛みを知っているからって、辛くないわけないだろうに…あまりにもアレな役回りでは…「ちょちょぎれた」って言ってたけど、絶対そんなことはないんだろうし。もう少し陸奥守のこと掘り下げてほしいなと思いました。今後の公演でむっちゃんが過去と向き合う姿が描かれるといいなぁ。
あと銃声に「ビクゥッ!!」としてしまった。オタクは大きい音にびびる。

そんな陸奥守、殺陣が軽い?浅い?何だか「人を斬ってる感」がないなぁと最初に思ったんですよ。正直「あまり上手じゃないのかな」と…(個人による感想です)。
片手で扱ってるから難しいのかな〜などと勝手に解釈してたら「稽古サボってたから」と、自白。な〜んだそういう設定なのね!と納得しました。
だがストーリーは進み、時間遡行軍と対峙した陸奥守の「命までとる必要はない」という衝撃の一言。だから浅いんだ…!殺す気のない構えだったのか…!
あえての演技だったことに感動し、休憩時間で友達に熱弁したんですけど「えっ 軽かった?普通じゃない?」と言われて一瞬で興奮が冷める。深読みしすぎなのか。

巴さん

お辞儀が美しい。
何より感心したのが、薙刀をずっと小脇に抱えてるんですよね。いくら軽量化した小道具で、タッパのある人が持つとは言え、長ものを小脇に抱え続けるのって難しくないですか?鋒か柄が床についてもおかしくないと思うんです。でも巴さん、ほぼ抱えてました。すごいなー
そして薙刀を小脇に抱え、ヒールのある靴で、回転する高台から階段を降りてこさせるという「これはどんな苦行だ?」という演出。転倒しないかはらはらした…

あと巴の「物語を持たない刀の成れの果てが時間遡行軍なのでは」という解釈、興味深いなぁと。たいていの刀は派手な逸話なんか残ってないだろうしね。巴は集合体として審神者に出会えたけど、全ての刀がそうなれるとは限らないわけで。恨めしい気持ちを抱えたまま時間遡行軍に堕ちていくのかも…と考えるとゾッとします。
土方さんについていた時間遡行軍の三人、愛嬌があって好きでした。「まだ自我が残ってるのか?」と思わせるような部分もあり、時間遡行軍は何者なのかという考察に一石投じた感ありました。私が観てない公演でここらへんの話言及されてたらごめんな。

堀川くん

歌がうめぇ。とにかくうめぇ。
久しぶりにしょごを見た…相変わらずかわいいな…土方さんに捕まったときに笑ってるところが狂気を感じてよかったです(嬉しくて笑ってるのだと頭では理解している)。あんなにかわいいけど何考えてんのかよくわからない感じが素敵。

榎本さん

Dズニーシーのショーが始まったのかと思った



2部に関してはうちわ&ペンラを持たぬ者に人権はなかったので割愛します(キンブレ家に忘れました)