ボログ

若手俳優を追いかけて暮らしている

リアコのクソポエムタイム

「ブスだから」

「デブだから」

「お金がないから」

「学がないから」

「才能がないから」

謙遜ではなく、本当にそう思っている。
けれどたぶん、私は1ミクロンくらいは自分のことが好きだ。ひょっとしたら1ミリかもしれないし、100メートルくらい自分のことが好きなのかもしれない。

でもそうやって予防線を張っておかないと、この馬鹿みたいな片想いが本当に実らなかったとき、それはもう、破茶滅茶に傷付くと思う。
弱虫だから死ぬ勇気はないけれど、それでもきっと、三日三晩は泣くんだろうなと思う。いや、もう大人だから三時間くらいしか泣けないかもしれない。「泣く」にも体力が必要だ。

「私がブスでデブでアホでお金も才能もないから仕方ないんだ。そもそも分不相応だったんだ。初めから叶うはずなかったんだ。なーんだ。そっかそっか」

と、未来の自分が納得できるように、先々の自分が出来るだけ苦しくならないように、必死に防御力を上げている最中なのだ。

それの何が悪い。

私は私のことが大嫌いだけど、もうさっさと死んじゃえばいいのにっていつも思うけど、私を守れるのは私しかいないんだから、そうするしかないじゃないか。

だから、実際私は私のことが好きなのかもしれないけど、自分を罵っていることに意味はあるし、安堵もするし、自分のことが大嫌いなのも本当だから。

だからどうか、なるべく呆気なく、感傷に浸る間も無く、どうかどうか、蝋燭を吹き消すみたいに一瞬でこの恋を散らしてほしいと願っている。